真の気概とは ― 東都で崎門学研究会〔2月15日〕

2月15日午後、髙田馬場にて第10回「尊皇討幕のバイブル、『靖献遺言』を読む会」を開催した。

今回も前回に引き続き謝枋得についてである。

謝枋得は科挙に抜群の成績で合格(面接で宋朝の堕落を批判したため面接で減点され二番手での合格)した俊才であった。蒙古軍が南下すると宋を守るために奮闘したが状況を変えるには至らず、国の滅亡を見た。皇太后は蒙古に拉致され、そこで優遇され、かつての臣下に降伏を説く始末であった。しかし枋得は屈せず抵抗の姿勢を貫いた。その後、元から臣下につくよう招かれたが拒絶。しかしついに拒否できず、強要され北京に赴く。死を覚悟した謝枋得は妻子知友に漢詩を残し、絶食して没する。

次回も引き続き謝枋得を輪読する。

《志士の名言:謝枋得編》
◎「清明正大の気、利を以て回すべからず、英華果鋭の気、威を以て奪ふべからず」
(清明正大の気は利益で釣っても、もとへかえすことができず、英華果鋭の気は権威を以ておどしても、かえさせることができぬ)

〔愚泥〕

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