1月26日午後、早稲田奉仕園にて民族文化研究会(会長:輿石逸貴弁護士)東京地区第24回定例研究会が開催された。
報告者は、折本龍則氏(浦安市議会議員)と輿石逸貴氏。
折本氏の報告は「『保建大記』の今日的意義について」。自身が出版した『崎門学と「保建大記」 皇政復古の源流思想』(崎門学研究会・令和元年)を紹介しつつ、栗山潜峰『保建大記』が説いた大義名分、南朝正統論の今日的意義を説いた。
輿石氏の報告は、「あいちトリエンナーレ問題から考える人権」。昨年起こったあいちトリエンナーレを巡る一連の事件について、展示に対する擁護論に対して法律家としての立場から批判を加えた。〔渡貫賢介〕