正気と尊厳 ― 東都で『靖献遺言』を読む会〔12月22日〕

12月22日午後、飯田橋にて第八回「尊皇討幕のバイブル、『靖献遺言』を読む会」を開催した。

今回は前回に引き続き文天祥についてである。 文天祥は宋の臣下として元と戦い、宋が滅びた後も元と戦うもついに捕らえられた。そんな文天祥が残したのが有名な正気歌である。正気歌は獄中にあってなお自らの正義へのゆるぎない確信を持っていた文天祥の気魄であり、そうした正義の心は歴史上忠臣義士の不屈の節義として史上に残されてきた。この正気があってこそ人は尊厳を保てるのであると高らかに歌っている。

次回からは謝枋得編の輪読を行う。

《志士の名言:文天祥編》
◎「哲人日に已に遠く、典刑夙昔にあり。風簷書を展べて読めば、古道顔色を照らす。」
(風のおとずれる軒端で、その古書を開いて読んでいると、古人の身をもって行った節義の道が、ありありと我が顔色を照らし、まさにその人々と物語をしている思いが深い。)

〔愚泥〕

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