夏の行楽シーズンとなり、各地でイヴェントが開催されているが、7月28日、台風一過の青空の下で第37回蒲郡まつりが催された。
その一環として、海上自衛隊の護衛艦2隻(あさゆき・きりしま)が蒲郡港に来航して一般公開が行われ、多くの人々が来場した(本来なら27日も行われる予定であったが、生憎の台風で来港の歓迎セレモニーなどは中止)。
両艦ともに一般の見学は甲板部分に限られていたが、団体で受け付けすれば自衛官の案内で内部も見学出来るようであった。甲板部分では、自衛官の制服試着体験やロープの結びつけ体験など、親子で楽しめる試みがなされていた。さらに船首や船尾部分では、自衛官によるラッパや自衛隊体操の実演なども行われた。また、主砲を実際に旋回させたり薬莢を排出させたりなどもなされた。蒲郡に護衛艦が来訪したのは初めてである上に、航空自衛隊岐阜基地からF15が飛来したり、陸上自衛隊の車両が展示されたりと盛りだくさんの内容であった。
自衛隊に対する国民の理解を深めるためにも、来年以降も来航を期待したい。〔三浦充基〕