万葉集と日本文化 ― 東京で民族文化研究会例会〔9月8日〕

9月8日午後、早稲田奉仕園にて民族文化研究会(会長:輿石逸貴弁護士)東京地区第22回定例研究会が開催された。

報告者は、金子編集長(同会顧問)と山本直人氏(同会顧問・東洋大学非常勤講師)。

金子編集長の報告は「保田與重郎と万葉集の精神」と題して、保田の『万葉集の精神』が、近代以降に展開された文献学的な古典読解を批判し、万葉集を古代の国民精神を示した「述志」として位置づけるものであったことを解説した。

山本氏の報告は「日本の元号文化と万葉集」で、新元号公布や元号選定に関する各種資料・報道などを多数紹介し、国書由来の年号が出現するに至る過程を探った。

関連記事

  1. 「前近代」という基盤 ― 京都で民族文化研究会〔10月19日〕

  2. 黄色いベスト運動の真相 ― フランス国王・ルイ20世のお言葉〔12月8日〕

  3. 大正の大嘗祭を偲ぶ ― 愛知県岡崎市にて六ツ美悠紀斎田お田植えまつり〔6月2日〕

  4. 忠臣たるものは二君に仕えず ― 『靖献遺言』を読む会〔5月23日〕

  5. 先人の営為に学ぶ ― 岐阜で所功氏らが講演〔9月19日〕

  6. 国学者と神道人 ― 京都で民族文化研究会〔1月11日〕

  7. 中共の対米工作/国体論の諸相 ― 東都で昭和12年学会公開研究会〔8月29日〕

  8. 日蓮主義者とマルクスボーイとの問答 ― 東都で第48回国体思想研究会〔10月11日〕

  9. 共産主義を巡る諸問題 ― 東京で王権学会〔8月26日〕

今月の人気記事

  1. 登録されている記事はございません。




PAGE TOP