亜細亜の復興を目指して―『大亜細亜』(第7号)発行/興亜観音訪問〔12月23日〕

大アジア研究会は明治から敗戦に至るまで盛んに唱えられた興亜論の研究を通じて、欧米発の近代的価値観の見直しを図る団体である。

会長は小野耕資氏〔里見日本文化学研究所研究員〕、副会長は折本龍則氏で、史跡探訪等のイベント及び機関誌『大亜細亜』の発行である。

12月23日、『大亜細亜』第7号が発行された。その全体は、こちらから閲覧することができる。また、印刷版も作成しているので希望者は事務局まで御連絡頂きたい。

興亜観音

12月23日、熱海の興亜観音を訪問した。かなり切り立った山に建立されており、海も見え景色のよい場所である。興亜観音は昭和15年、松井石根大将が、支那事変における日支両軍の将兵を「怨親平等」に祀るため建立したものである。

興亜観音は陶器製で、松井大将が持ち帰った上海や南京の土から作られているという。松井大将はGHQにA級戦犯として拘留されるまで興亜観音に東洋平和の祈りを捧げていた。そもそも松井石根大将は荒尾精の思想的影響を受け、興亜の志を持っており、孫文や頭山満といったアジア主義者と親しかった人物である。玄洋社に近しい人物では、広田弘毅と松井石根の両名がA級戦犯として処刑されることとなった。

また、そうした経緯から、同観音にはA級戦犯として処刑された七人の遺骨を収めた「七士之碑」がある。 〔K・O〕

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