神道から琵琶楽まで―京都で民族文化研究会〔12月16日〕

12月16日午後、貸会議室オフィスゴコマチ(京都市)にて、民族文化研究会関西地区・第8回定例研究会が開催された。

報告者は中村龍一氏と竹見靖秋氏。

四ノ宮琵琶

中村氏は、「日本音樂を私達の生活に取り戻すために(第四囘)―琵琶樂」と題し、琵琶楽の歴史的沿革を概観した。また、四ノ宮琵琶といった、現代における琵琶楽の復興運動についても紹介した。

続いて、竹見氏が、「教義の非制定」と題し、神道における統一教義の不在問題を、「祭神論争」と「別天神論争」を中心とした、近代の神道界で勃発した教学論争を取り上げることで考察する。多様な神学的立場が混在するなか、それでも神道界の団結を図るため、統一教義の非制定が、ある種の戦略となってきたと結論付けられた。

その後、里見岸雄『天皇とプロレタリア』を輪読する。

今回も活発な議論が展開され、盛会となった。〔S・A〕

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