弊誌において何度も報道している通り、「文化の日」とされている11月3日を明治天皇の御生誕日といふ本来の由緒に基づく「明治の日」へ改称すべきとして、《明治の日推進協議会》を中心とする国民有志の運動が展開されてきた。
昨年5月には自民党の有志議員が《明治の日を実現するための議員連盟》(会長・古屋圭司衆議院議員)を結成し、祝日法改正案を国会に提出する準備を進めている。
12月13日、自由民主党の政務調査会に設置された内閣第一部会において同議員連盟から改正原案が示された。報道によれば、「近代化を果たした明治以降を顧み、自由と平和を愛し、文化をすすめ、未来を切り拓く」という趣旨に基づく「明治の日」を設けるというもので、再来年(西暦2020年)の1月1日に施行することを目指す。
古屋会長は「日本が近代国家に脱皮できた原点は明治だ。皆で振り返る日にしたい」〔『産経新聞ウェブサイト』〕と述べているが、これは明治時代を振り返ることを通じて国民としてなすべきことを考える契機にしたいという《推進協議会》の思いと軌を一にしている。
今後、自民党内部で議論を重ねると共に他党に協力を呼びかけ、来たる通常国会において法案提出を目指すという。《推進協議会》としては、議員連盟の後押しとして署名の積み増しを図りたいとのこと。こちらから、WEB署名はも可能である。スマートフォンにも対応しているので、読者諸兄姉の御協力を御願いしたい。〔M・K〕