観念宗学を撃つ ― 東京都内で国体思想研究会〔1月31日〕

1月31日夜、新宿区内の会議室において第50回・国体思想研究会が開催された。

本研究会では、里見岸雄の『吼えろ日蓮』を輪読しているが、今回は第2章「此のあはれなる日蓮主義者を見よ」のうち、「黴の生えた觀念宗學」を読む。

「日蓮主義と稱する以上、日蓮の遺文なり、法華経なりに根本を發するのは當然としても、根源を發するといふ事と、幾百千年相も變らず死んだ概念や觀念的創造にかゝる名目などを糞正直に襲用してゐるといふ事とは、おのづから別である」とする里見は、「今の日蓮主義者が現在社会に建設すべき敎判は三大秘法以前の五綱敎判のむしかえしであるべきでなく、むしろ日蓮が五綱敎判を樹立したような規模を以て、あらゆる現代の哲學、科學、社會史等を批判するところのものでなければならない」と述べている。

この一節は約90年前に記されたものだが、そこに示された問題意識は今なお色褪せない。現代に生きる私たちも、微力ながら力を尽くしたい。〔東山邦守〕

関連記事

  1. 先人を偲ぶ ― 大アジア主義研究会有志が谷中墓地内の墓所を巡拝(6月27日)

  2. 国を亡ぼすまで戦う覚悟 ― 東都で崎門学研究会(6月13日)

  3. 吉田茂の虚像 ― 東京で杉原誠四郎氏の講演会〔5月19日〕

  4. 「神皇正統記」・岡倉天心・水戸学 ― 先人たちの足跡を辿る〔7月6日~7日〕

  5. 西郷隆盛を問い直す ― 東京と姫路で講演会〔11月15日/17日〕

  6. 旧イタリア王室で当主の継承を巡る争いが表面化〔1月14日〕

  7. 「尊皇絶対平和」と「ヌミノーゼ」 ― 民族文化研究会関西地区研究会〔5月23日〕

  8. 尊皇倒幕のバイブル ― 第1回『靖献遺言』を読む会〔1月20日〕

  9. 信仰を貫くとは? ― 東京で第19回『宗教問題』読者の集い〔1月17日〕

今月の人気記事

  1. 登録されている記事はございません。




PAGE TOP